監督のイ=ソン・ヒイルは、これまで短編作品でバンクーバーヤクレモンフェランの映画祭を沸かし、批評家と観客の両方の支持を得てきた英傑で、本作「後悔なんてしない」は短編時代から描き続けてきたゲイの人生・悲哀のテーマを終結させた懇親の長編第一作。
韓国で初めてカミングアウトした映画監督の映画と言う事でも話題になった。
イ・ヨンフン氏は・・監督が惚れ込んで

追い掛け回してGET!したとか・・・・

撮影当時はまだ高校生だったとかで・・びっくりです。
正に体を張った演技でした

相手役は・・・キム・ナムギル氏、まだこの頃はイ・ハンを名乗っていました。
本当に彼の中には・・・何人の人格が存在するのでしょうか?
インタビューの中で・・・この映画を撮っている時は・・・ゲイの気持ちになりきっていたそうで・・・・

彼の表情がとても良いんです

男2人の絡みは・・・想像していたほどの嫌悪感はありませんでした。
ナムギルの「美人図」で、免疫が付いていた?

彼なら・・・有り得る!って・・気持ちで臨んでいたからね・・・・
男同士なんですけれど・・・・・『純愛

』
むしろ男女間よりもピュアだったような気がします。
監督がイ・ヨンフン氏を愛している事を、イ・ハンの姿を借りて伝えてきているかのように・・・
ヒシヒシと伝わってきます。
mama的には・・・・イ・ヨンフンの容姿が・・・・


なので・・・・
ジェミン(イ・ハン)がスミン(イ・ヨンフン)に一目惚れをして・・・執拗に追い求めるところから良く分かりませんでしたが・・・・
イ・ヨンフンが演技なのか?素なのか?疑いたくなるくらい・・・・
目つき・しぐさ・言葉遣い・・・ゲイにしか見えませんでした。
ジェミンの両親・・・ジェミンがゲイだとわかっても、、「いくら愛する男がいても、そこでは子供は生まれない」
愛がなくともジェミンがヒョヌと結婚し、男女の営みさえ実行すれば、子供が生まれる可能性は大きい・・・と、黙認しちゃうところが・・・『血』に拘る韓国らしさかな?
ここで2人は愛を成就するために死んでいくのね・・・・あれ?生きてる

ここかぁ~~~・・・・・あれ?生きてる

どうもmamaは、ゲイ=許されない愛=死 と繋げたかったようなのですが・・・

ゲイの監督にしてみたら絶対に『死をもっての愛の成就』ではいけなかったのですね

ごめんなさい。
愛の告白も・・・・・必然であって・・・・
ラストのシーンに登場するのですが・・・・
言葉ではなくて・・・・あの行動

mamaが理解するのに、ちょっと時間がかかりました。
男女なら「愛している」って台詞が出てきて当然・・・・・
ジェミンとスミンが

していたベッドシーンでのあの耳打ちの台詞が大切だったのでした。
「★★★・・・・ときは、お前を想っている」
・・・・・監督の「夢のドラマ」かな・・・・
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